[かいけいセブン] 雑損控除,災害減免法,条例シミュレーション計算ツール
(2022/02/17)
『みんなの税ツール@かいけいセブン』では、災害等による税金の減免制度(※)のシミュレーションを行えます。
※所得税・住民税共通の雑損控除、所得税の災害減免法、住民税の災害減免条例。
災害等により損害/被災した場合の減免措置
雑損控除
対象は、生活に通常必要な資産に対する損害で、損害の原因は次のものに限定されます。
(1)震災、風水害、冷害、雪害、落雷など自然現象の異変による災害
(2)火災、火薬類の爆発など人為による異常な災害
(3)害虫などの生物による異常な災害
(4)盗難
(5)横領
具体的には、財布を盗まれた/落としたとか、雪下ろし費用、シロアリ駆除費用、豪雨による車の水没修理費用など。
所得税の災害減免法
対象は、住宅又は家財の損失で、適用には所得制限があります。
住民税の災害減免条例
各市町村が条例で定めているもので、災害が起きた後に収める住民税を減免できる可能性があります。
ツールでの表示
災害関連の設定の入り口はこのようになっています。
例として、所得300万円の設定でシミュレーションをします。
雑損控除
シロアリ駆除費用と修繕費用の合計が50万円。
この場合、有利な方の45万円が、自動的にセットされて税金計算が行われます。
※表は、国税庁の『雑損失の金額の計算書』の「3 損失額の計算」の書き方に倣っています。
災害減免法
災害による損害が住宅半壊以上の場合。
災害減免条例
災害による損害が住宅半壊以上の場合。
※当年度分の住民税のうち災害発生以後の納期に係る住民税額について、軽減または免除されます。詳しくはお住いの市町村の課税課で相談してください。
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その他、様々な税制のシミュレーションを行えます。