地震保険料の引き上げ 7月から最大30% 免震耐震は割引率引き上げと一部据え置き
地震発生確率の見直しと地震保険料
日本全国の地震が起きる確率を国が見直すそうです。
そして、東南海地震などの大きな地震が一定期間内に起きる確率が高い(※)ことから、
地震保険料の額も7月から値上げされることになりました。
(※地震予測値図より)
ちなみに、
地震損害に対する支払は政府も負担しているようです。
“地震保険は、地震等による被災者の生活の安定に寄与することを目的として、
民間保険会社が負う地震保険責任の一定額以上の巨額な地震損害を
政府が再保険することにより成り立っています。”
(財務省ホームページより)
損害保険会社のページ(例えばAIG)に詳しく書かれていますが、
例えば、
鉄骨造建物、鉄筋コンクリート造などの建物は20%~30%も高くなる地域があります。
一方で、この見直しにより、
免震や耐震構造の建物に対しての保険料割引率が一部を除いて引き上げられます。
いまさらですが、
デッドラインの6月30日までに契約期間を5年に切り替えれば、
引き上げ前の保険料であと5年は過ごせるようです。
大きな建物だと差が大きいかもしれません。
今月は地震保険が駆け込み需要となっているのですかね。
今からでも間に合うのでしょうか。