税理士試験 理系大卒 → 放送大学の単位プラスで受験資格
受験資格となる単位
理系の大学を卒業していて、
運悪く、1つも法学や経済学(令和5年試験から税法試験科目のみ社会科学)の単位を取っていなかった場合、
そのままでは受験資格がありません。
そこで、
放送大学で「経済学入門」という講座を一つ受講し、単位を修得することで、
受験資格が得られます。
「放送大学」の単位で受験資格
さて、
“放送大学”って…実際にはどうやって単位をもらえるの?
と思う人もいるかと思いますが、とっても簡単でした。
●当時の費用ですが、
入学金は7,000円、
授業料は今回のように1講座だけ受ける場合は11,000円でした。
●授業形態は、
講座にもよりますが、
今回の「経済学入門」はラジオでした。
ですが、いまどきラジオなんてあまり聴きません。
そこで、この科目は放送大学のホームページにオンライン教材として
音声データがアップされていましたので、
いつでも講義が聴けました。
講義数は全15回(1回45分)、これで土日にまとめて講義を聴いていました。
●試験はというと、
中間テストのような確認テストがあります。
これは10問の択一式で、
解答用紙を郵送するか、またはオンラインで解答もできます。
(※状況からわかるように、家でテキストを見ながら解答できます。)
単位認定試験は、
これはだけは最寄りの学習センターに実際に行って、
試験を受けなければいけませんでした。
しかし、ここでもテキストやノート持ち込み可能でしたので、
とても簡単な試験でした。
(もちろん、テキストに書かれていなく、ラジオ講義内だけで示される答えもあります。)
●まとめると、
四年制大学を卒業していて、
今回のように1つの講座だけ単位がほしい場合は、
学期6カ月の期間中、
単位認定試験の1日以外はずっと家で作業ができたということです。